百年文庫1「憧」 太宰治、ラディゲ、久坂葉子

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「女生徒」太宰治

私が20歳前後の頃に読んだ作品です。

38歳でなくなった作者は、私からすればずっと年上の存在だったのですが、今読むと自分よりも年下の存在となっていることが不思議です。作品の中の作者は歳を取らないのです。

そんな若い作者が、女生徒に成りすまして語っているところをどこか気恥ずかしく思います。初めて読んだときはそうは思わなかったのにどうしてでしょう。

でも、読み進めていくうちに急に作者本人の声が聞こえてくるところがあって、流石と思いました。この作品、女生徒の内面を描いているようで、実は作者自身が何者かに対して何かを訴えているのです。

「ドニイズ」ラディゲ 堀口大學 訳

「夭折の天才」と呼ばれる作者。

この作品のキーワードは「鼾(いびき)」。

「幾度目かの最期」久坂葉子

この作家の存在を初めて知りました。

名門の生まれで、太宰治を敬愛していたといいます。

この「幾度目かの最期」を書き上げた直後に自死しています。死の寸前に書かれた作品かと思うと、少し後ずさりしてしまいます。

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